まずは一般的な理屈から
政府の考えで間違えていることは極めて多い
政府主導で時給を上げる政策をしてもそれは貧富の差が拡大するだけである
つまり
時給と言う給料は会社の経営が良い際に経営者は賃上げして労働に報いるのである
それを一律時給を上げる政策に経営状況が決して良くない会社が従うと賃上げ以上にその社内の製品を値上げせざるを得ないと言う結果になる
利益が上がることなく賃貸上げするには経営のスリム化で人員整理つまり従業員数を減らし生産性向上を目指す必要がある
さて
では今回の長期金利上げの可能性
とても面白い結果論が出て来るだろう
またまた貧富の差が広がるだろう
政策に柔軟に対応できる職種は何かご存知かと皆様は思う
経営者のみなのだ
前回の賃上げではどのような結果だったのか
平均世帯年収は全体額としては増えております
しかしながらこの平均世帯年収を押し上げたのは
1500万円以上の収入を得ている高額所得者層がさらに収入を伸ばしたと言う結果です
1000万円までの所得者層の人口の分布は何も変わっていません
つまり収入は横ばいなのであります
しかも今回の賃上げ騒動の後年収が上がったと思われてますが
特に東京都の港区などの平均年収は1150万円を上回る結果となっています
平均年収が1000万円を超える港区のような区域が出来ました
関西でトップの平均年収700万円超の芦屋市なども、1500万円超の所得層が非常に収入を伸ばしております
1000万円以下の所得増はその人口分布はほぼ変わりございません
つまり一般のサラリーマンはつまり従業員の方々ですが管理職の方々も同じくサラリーマンであれば給料は賃上げがあったとしてもワークシエアリングあるいは人員整理による会社の経営方針により収入は決して上がらないのです
なぜならその会社の稼ぐ能力は時給を上げろと言う政府の政策によって変化するものでは無いからです
続く
さてここに於いて長期金利が上昇しますどのようになりますでしょうか
一般的なサラリーマンの方々が生活が苦しくなり圧迫される
ただこの一言に尽きるのではないでしょうか
僕は思うのですが
インフレの際には給料をいただく立場では本当は生活は厳しいと思います
小さいながら自分で起業していかないと生活は成り立っていきません
コロナ以前から極めてインフレ率の高い国の方々の生活をいろいろ知っておくべきだと僕は思います
例えば年率100%超のインフレであったブラジルのような国の人々の生活を知ることであると思います
残念ながらサラリーマンでは厳しいのです
皆様が起業するとどうなるか
起業した人がその事業を安定して利益が思うようにできるかどうかその割合は実に数%に満たないのです
事業を開始した人のほとんどが数年で経営破綻になります
10年以上事業を続け経営拡大できる事業家は数%以下であるのが実体です
経営は楽ではありません
僕も毎日のように経営シミュレーションばかりの生活となります
実際の労働は仕事のごく一部です
段取り7部と言いますが、段取り9部が僕の事業配分です
10年先を予測して事業計画を考えます
それが出来なければ事業経営など不可能です
一年の売上等シミュレーションは僕の場合誤差は3%以内に収まります
ほぼ1.5%の誤差です
経営者はどなたでもこう言う予測をされて事業計画を立てられていると思います
中国語で社長のことを
『経理』
と言うことが良く分かります
つづく
補足1
次の問題を数学的に考察してみてくださいませ
僕の作った問題です
回答は色々ありますがあなた様自身で考察されてくださいませ
僕の回答は一つの例に過ぎません
単純な計算です
人生の問題は実社会の問題は或いは、経済学の問題は答えは当然1つではなく無限にあります
考察してみることが面白いのです
【問題1】
賃上げつまり時給を上げても生活は厳しくなることを証明せよ
【答え】
回答例その1
賃金を Tその変分をδT とする
その会社の品物のお値段をGとする
このときに通常の賃金ともののお値段は
利益を確保してその会社が経営が成り立つには
収益Sが一定だから
S= ーC1×T+ C2×G+(その他の経費) ①
ここにC1やC2は定数である
その他の経費は賃上げの前後で一定とする
①式の変分から
δS=ーC1×δT +C2×δG=0
よって
δT=(C1/C2)・δG ②
つまり②によって
δT賃金の上昇させると
それに応じて品物のお値段は上昇δGすると言うことが単純に示せました
つまり
賃金が上がってもものの値段が上がる
単純に生活レベルは一定ですが、、、
その他の生活必需品
電気ガス水道
必要品が全部高くなる
当然会社でも固定費の経営コストが高くなる
だから②式以上に品物のお値段を上げなく無事に経営が出来ないと経営者は考えます
だから賃金上げ以上に会社の利益を得ることが必要になります
その結果
人員整理やワークシエアリングが始まりあなた様の給料は減ることになります
生活は賃上げによって苦しくなります
これはこの問題の解答一例です
色々数式を触って遊ぶことは面白いのです
単純な計算でも遊んで見ますと有益な結果もでます
本来はもっと多くの変量が影響しているはずです
それらの影響を一つずつ組み入れて考察を深めてゆくと本来の未來予測が可能になるのです
数式遊びは非常に単純明確に分かりやすいのです
この式をもっと一般化しますと
δT=ΣC i・∂F(x i)/∂X i・δX i
+Σ Cik・∂2F(X i) /∂Xj∂Xk・δXjδXk
+、、、 ③
となりますことは単純明確だと思います
問題はテンソル計算の問題で
i=X0
が時間としてテンソル表記いたしますと一般相対性理論のようにミンコフスキー空間にて取り扱いできます
変量が3ですと通常のミンコフスキー空間の問題として計算できます
単純明確に答えも求まるのです
つづく
数式遊びはこのように簡単で面白いのです
ミンコフスキー空間の問題として経済学的予測の問題を扱えるのは単純なことと思います
特解なども簡単に解けます
非常に単純明確な数式遊びです
いずれつまらない内容ですが書籍にまとめて出版いたします
ただし実労働が非常に多忙で僕の予測理論に関する書物は書いている時間がありません
まずは資本主義社会ですので生活のお金を稼ぐ必要があります
多忙な人生です